赤色3号が米国FDAより使用許可を取り消す決定がされたと報道がありました。

赤色3号とは
まず、赤色3号とは食用タール色素で赤色の着色料の1つです。別名エリスロシン。
よく使われるのはお菓子、漬物、かまぼこなどによく使われるようです。
医薬品にも使われています。錠剤、シロップなどの色分けに使われています
FDAがなぜ使用許可を取り消すかというと雄ラットの試験において発がん性が認められた報告があったことから、法的な措置として行われたとされています。
米国において食用赤色3号が使用された食品の切り替えについては、2027年1月15日まで経過措置期間が設けられています。
FDAは、この雄ラットにおける発がん性の発生機序はラット特有のものであり、ヒトでは発生しないこと、他の動物やヒトの試験では同様の事象は見られておらず、食用赤色3号の使用がヒトの健康に影響を及ぼすという主張は科学的に裏付けされたものではないとのことです。
発がん性が認められたものを摂取しても大丈夫なのか
許容一日摂取量(ADI:人が毎日一生涯摂取し続けても、健康への悪影響がないと推定される一日当たりの摂取量)が定められており、食用赤色3号はJECFA(日本食品化学研究振興財団)において0~0.1mg/kg体重/日と設定されているそうです。
60kgの人だと6mgですね。
令和5年度の消費者庁の調査において、一般的な食生活の日本人が1日あたりに摂取する食用赤色3号の量はADIの0.048%と大きく下回っていることから、摂取量はかなり少ないことが分かっています。
なのでそこまで心配する必要はなさそうです。
消費者庁にわかりやすくまとめられたページがありますのでそちらも参照してください。
すぐに日本でも禁止されるということはなさそうです。
医薬品への影響
医薬品の添加物として使用されている場合は、アメリカで販売していない場合は現時点で影響はありませんが、もし仮に日本でも同様の処置が取られたらどうなるでしょうか。
まず、赤色3号が使えなくなるので代替品を探すか単純に抜くかになるでしょうか。どちらにせよ承認書の変更は必要ですし、製造工程への影響を見る必要があるかもしれません。
今後の動きを注意していかないといけないですね。

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