9月22、23日に埼玉にて行われた日本薬剤師会学術大会に参加してきました。工場勤務の人間としてはあまり関係のないかもしれないとは思いつつも今後の薬剤師のあり方とか、現場ではどういうことをしているのか、問題となっているのは何かなどを知る良い機会(県の薬剤師会からの要請もあって)と思って参加しましたが、思いの外勉強になりました。
個人的に気になった内容について書いていきます。何回かにわけて
開会式での埼玉県の会長からの挨拶の中で、薬剤師の取り巻く環境が厳しいものになっている。自分達から何をするのか、できるのかを発信していかなければならない。今回その舞台は整えたので、薬剤師の未来を自分達で作って欲しい。
岸田総理からのメッセージでかかりつけが地域医療の一翼を担い、セルフケア、セルフメディケーションを通して地域住民が安心して相談できる場所として期待しているとの発言
国としても地域に貢献してほしいという思いがあるのかなと感じたとともに、やはり、厳しい状況にあるのは事実で、役割、働きをアピールしていくことがやはり必要であるとも感じました。何のためにいるのかがわからないとそれこそ不要論につながるでしょうしね。
マイナンバーカード2023年からマイナポータル閲覧可能検査中など参照可能特定健診情報、後期高齢者検診情報ができるようになり、そこから読み取れるデータをエクセルで加工してアラートが表示できるようなシステムを作成したという発表があったり、チャットGPT、エクセルのVBA、ノーコード開発アプリのappsheetを使用して地域の薬局で薬の在庫を調べることのできるシステムを開発したり、遠隔診療システムの実装について実際に視診、問診に活用できるか、患者が使用(ただし操作は訪問看護師)できるかなど現場でも活用が広がっているのを実感しました。
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