医薬品の情報提供のあり方

前に書きましたが医薬品の販売情報提供ガイドラインというものがあります。

医薬品が物と情報が合わさって初めて医薬品の役割を担うことができます。

情報の正確性が非常に重要で、自社に都合の良いような宣伝をする、他社品を貶す、誹謗中傷するなどが禁止されています。

なんですが・・・。塩野義製薬が厚労省より行政指導を受けたようです。(以下URLはプレスリリースです）

正直なことを言えば、日本を代表する製薬企業がガイドライン遵守できてないのかと残念に思います。正確な情報を、恣意的に取り上げることなく、他社品と比較する際には、化学的に比較するのは妥当かどうか、情報の元はどこか、きちんと引用しているのか、グラフ、図などいじってないかなど注意する点はたくさんあり、確認するのに時間、手間がかかります。

しかし、おろそかにしてはいけない部分であることはよくわかっているはずです。

全ての製薬企業が今回の件で、改めて自社がどうなっているか、きちんと対応しているかは確認する必要があるでしょうね。

私も情報提供部門も少し担当しているので気をつけねば。