医薬品の安定供給について その2

最初に断っておきます。愚痴になります。

安定供給について、よく上流側(製薬企業、卸)の話は出てきますが、下流側(病院、診療所、薬局)の話は全くと言っていいほど話があがりません。浪費してないか?、偏在してないか?と思います。

ただでさえ供給量が少ないのに、1人の患者に大量の処方するのはどうなんですかね?

例えば月に1箱(100錠)しか入荷しない薬(1日1回1錠服用の場合)を90日分処方して1人しか行き渡らないのと、30日分のリフィルにして3人に行き渡るようにするのとを比べたら後者の方がいいと思うんですけどね。

供給不足が顕在化した当初は、供給量少ないから多めに処方しといた何てふざけた医者がいたという話を聞きました。流石に今は少なくなってますよね・・・?

そもそも、その地域でよく流通しているもの、薬局の在庫があるものを情報共有できればいいのではと考えますがどうでしょうか。

いい加減、フォーミュラリーの推進を進めて欲しいですね。他の薬もそうですが、麻薬とかもある程度地域で決まっていれば卸側も在庫しやすくなるでしょうし。

愛知県薬剤師会では地区内で在庫のある薬局を検索できるシステムであるアルカモネというシステムを運用し始めたそうです。実際の使用感がわからないのですが、こういった試みはいいのではないでしょうか。将来的に地域フォーミュラリーの構築を目指しているみたいですし。(https://www.apha.jp/medical/news/entry-12027.html

ただ一つ言いたいのはもっとちゃんと広報しろよ、せっかくSNSアカウントあるんだから運用し始めた時に発信しろよ! と思います。(実際にどれぐらい認知されてるんでしょうか)

まあ、日本の場合は供給先がべらぼうに多い(16万ぐらい)あるので、こっちを集約すればある程度改善されるんじゃないですかね。

供給不安は大手も中小も対応できる企業は増産対応していますが、おそらくまだまだ続きます。製薬業界だけでなく、医療業界も変革は必要だと思います。

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