医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議(第17回)について

https://www.mhlw.go.jp/content/10807000/001318550.pdf

医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議(第17回)が開催されたようでその資料を見てみたんですが・・・。

『医薬品の供給状況について、現在、必要な医薬品が供給されず、患者への処置ができない事態も発生している。現状は、平時ではなく有事であることを認識し、迅速な対応が必要。』って今更その認識なのかという思いと日本において災害は起きてはいるけど、戦争、武力衝突が起きていないのに有事とは。

『これまでも製薬企業に対する財政支援を行ってきたが、安定供給が確保されているとは言えない。安定供給の確保には、絶対的な供給量の不足を解消しなければならず、そのための原因把握と、ディスクロージャーが重要。また、製薬企業は、供給不安になったならば、どういう財政支援が必要かを明確に発信していくべき。』って何回も中医協の場で訴えていたじゃないですか。

供給不安の問題の1つに品質問題は確かにありそこに言及されていたり、需要と供給量の見える化が必要であるとか理解できるものもありますが、この資料を見るだけだとしばらくは改善されないだろうなという気持ちになります。

安定確保医薬品の見直しも今更感があります。もちろん必要なことですが。設定から3年経っていて、実際に安定して供給ができていたのか、できていないのなら何が原因かの調査はされているのか気になります。

いつになったら今の状況が改善されるのでしょうか。

https://amzn.to/3NWjBQh

コメント

タイトルとURLをコピーしました